Googleスプレッドシート非表示化の罠
1行でいいから適当に書くというのも大事なことだと思う。
小ネタ。Googleスプレッドシートには、「シートを非表示」という機能がある。
非表示化されたシートは、画面下部のシート名のタブが並んでいるところから消えてしまう。
これは、画面下部のハンバーガーメニューをクリックすればシート一覧が出てくるので、そこで選べば再表示できる。だが、そんなところ普段はクリックしないからほぼ気づかないと思う。あるいは画面上部のメニューの「表示」の中にも非表示化されたシート一覧があるがこれもわかりにくい。
なので、自分以外の人がシートを作ってそれを非表示化されると、まず間違いなく気づかない。
で、これがなんなのかというと、この機能はExcelにはない。
ゆえに、GoogleスプレッドシートをExcelとしてダウンロードすると、非表示化されていたシートが普通に表示される。だから、よく確認せずに非表示化シートが混ざっている状態でダウンロードしてそのファイルを人に渡すと、変なシートを入れた状態で相手を渡してしまうことになる。社内向けならまだマシだが、社外向けだとどうなるだろうか。あるいは社内向けでも上司や役員向けの重要な資料だとどうなるだろうか。
これを使ってコンプラ違反なことが書かれたシートを混入させたら、マジで人を失脚させられるのではないか。恐ろしい。
適当に使ってはいけない機能だと思った。